無歯顎症例における水平的下顎位と側頭筋前方部の筋膨隆との関係に関する研究
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概要
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The purpose of this study was to investigate the relation between the horizontal mandibular position and bulging in the temporal muscle region in edentulous cases.<BR>In the experiment, 6 edentulous patients were required to clench at the tapping point and horizontally deviated mandibular position. At each mandibular position, the amount of bulging was measured.<BR>In case of anteroposterior deviation, the amount of bulging tended to be greater at the tapping point than the anteroposteriorly deviated mandibular position. In case of the maximum length of the tapping area being less than 1.0mm, the amount of bulging at 0.6mm anteriorly deviated mandibular position was larger than the amount of bulging at the tapping point. In case of lateral deviation, the bulging tended to be greater and tended to start earlier on the deviated side than the opposite side. In case of the maximum width of the tapping area being less than 0.5mm, the value of the difference in the starting time of bulging between the right and the left sides at 0.4mm lateral deviated mandibular position was larger than the value of the difference in the starting time of bulging between the right and the left sides at the tapping point.
- 社団法人 日本補綴歯科学会の論文
- 1997-06-01
著者
-
溝上 隆男
東京歯科大学歯科補綴学第一講座
-
荻原 俊美
横浜銀行健康管理センター
-
溝上 隆男
東京歯科大学歯科補綴学教室第一講座
-
宮内 泰雄
東京歯科大学 歯科補綴学第一講座
-
荻原 俊美
横浜銀行健康管理センター歯科診療室
-
宮内 泰雄
東京歯科大学歯科補綴学第一講座
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