高脂血症診断,病態の解析 3.高LDL血症
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
低比重リポ蛋白(low density lipoprotein; LDL)はヒトにおける血中コレステロール輸送の70%を担当する. LDLは生体の構築や生命維持に必須である一方で過剰に存在すると粥状動脈硬化をきたすという二面性をもつ.生体内では血中LDL値はLDL受容体により制御されるが, LDLの粥状動脈硬化惹起性は酸化的変性が関与することが明らかになつつあり,その血中レベルの測定が診断的価値を持つ可能性が注目されている.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 2001-10-10
著者
関連論文
- 動脈硬化危険因子の意義に関する細胞生物学 -喫煙の影響に関する血管生物学-
- 動脈硬化危険因子の意義に関する細胞生物学 : 喫煙の影響に関する血管生物学
- トランスジェニックマウスを用いたLDL受容体の分子機構の解析 : 特に肝細胞における選別輸送(ソーテイング)について
- 在宅医療と病診連携
- インフルエンザA感染症に併発したアスペルギルス症の1例
- 脂質代謝と抗加齢医学
- 血管再生細胞治療による高齢者治療
- 肥満と高脂血症 (特集 高脂血症の治療を考える) -- (生活習慣と高脂血症)
- 動脈硬化の発症機構と加齢とのかかわり (特集 老化の分子医学--老化・寿命コントロールの実現に向けて)
- 大学病院における地域医療連携の課題とこれからの展望 : 大学病院医師と地域診療所医師へのアンケート調査の解析
- 高脂血症診断,病態の解析 3.高LDL血症
- 動脈硬化性疾患の治療と予防
- 動脈硬化 (臨床)
- 動脈硬化危険因子と遺伝子多型 : 脂質代謝異常を中心に
- 酸化ストレスと動脈硬化, 虚血性心疾患
- 臨床試験・治験被験者募集に関する多施設調査
- 自主臨床試験に参加した被験者を対象としたCRCの貢献に関する質問票調査