II. 治療の進歩 3. 重篤難治感染症の治療と進歩 4)深部真菌感染症
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概要
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真菌がヒトと同じ真核生物に属し,細胞構成がヒトとほとんど同じであるため,真菌にのみ作用し,ヒトに作用しない薬剤の開発が困難なため,深部真菌感染症の治療薬は,本邦では, (1)ポリエン系のアムホテリシンB, (2)フルオロピリミジン系のフルシトシン, (3)アゾール系のミコナゾール.フルコナゾール,イトラコナゾールの5剤を数えるのみである.重篤な深部真菌感染症は増加傾向にあり,新たな抗真菌薬の開発が切に望まれる.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1998-11-10
著者
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