成分輸血:適応と実際 血液凝固因子製剤
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概要
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血友病および類似疾患の止血には欠損凝固因子の補充が必要であり,分子生物学,遺伝子工学の発展で成分輸血が行われている.一方,各種ウイルス感染をスクリーニングしたヒト血漿で化学処理や加熱処理を施してもウイルス感染の危険性は完全に否定できない.この有限で貴重なヒト血漿を素材とする本製剤は後天的にも補充を必要とする病態や生理機能低下を有する高齢者への投与も増加している今日では十分な注意の下で使用することが肝要である.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1996-06-10
著者
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