転動ボールミルの粉砕条件が粉砕速度式パラメーターならびに閉回路粉砕能力に及ぼす影響

元データ 出版 1996-05-10 社団法人 化学工学会

概要

転動ボールミルにおいて, ボール径, ボール充填率, ボール間への被粉砕物充填率およびミルの直径が粉砕速度式のパラメーターと微粉領域での補正係数に及ぼす影響が実験的に調べられた.用いた被粉砕物はセメント原料とセメントクリンカである.その結果と, 実操業閉回路粉砕系を想定したシミュレーションの双方によって閉回路粉砕能力を高くする方策が検討された.セメント原料およびセメントクリンカの粉砕ではいずれの場合も, 充填されたボール間への被粉砕物充填率を, 被粉砕物の粉砕機内通過量が一定のままで低くすることによって粉砕能力は大きく伸びる.セメント原料の粉砕ではボール径 30 mm程度にすることによって粉砕能力はさらに伸びる.一方, セメントクリンカの粉砕では, 粉砕産物の粒度を31μm以上の質量割合で評価する場合にはボール径を小さくすることによって粉砕能力はさらに伸びる.しかし, 比表面積で評価する場合にはボール径の影響を大きくは受けない.

著者

伊藤 光弘 小野田セメント(株)生産技術研究所主席研究員
伊藤 光弘 秩父小野田(株)熊谷工場
長野 健一 秩父小野田(株)中央研究所
樋野 公彦 秩父小野田(株)中央研究所
伊藤 光弘 秩父小野田(株)中央研究所

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