CWMの静置安定性に関する研究
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概要
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(財) 石炭利用総合センターのCWM品質試験法に準じて, CWMの静置安定性評価試験を行った.静置期間の経過に伴い石炭粒子の沈降と凝集によってハードパックとソフトパックが増加した.CWMの代表粘度が高いほど静置後のハードパックが増加し, 逆にハードパックの石炭濃度の上昇は小さくなる傾向がみられた.CWMの初期の代表粘度, レオグラムのヒステリシスループの面積および粘度指数などのレオロジー特性から, 静置後のハードパックの量と石炭濃度を概ね予測できることが明らかになった.また静置期間中に定的期に攪拌することによってハードパック量を大幅に低減できた.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 1996-01-20
著者
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