超薄分子組織膜の構造制御と機能
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概要
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機能性分子組織膜の形成には,第一に水面上単分子膜中における分子の配向・充填状態ならびにドメイン構造の制御が必要である。そこでは下層水から脂質単分子膜やシクロデキストリン単分子膜への吸着および分子認識機能が利用できる。次に固体基板上に単分子膜を移しとる際にLB法と水平付着法を駆使すると,官能基相互の配向・充填状態の制御された層状分子組織膜が形成でき,膜構造を反映した光学的・電気的性質や反応性が観測できる。
- 社団法人 日本油化学会の論文
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