多収でルチン含量が改善されたそば新品種「とよむすめ」の育成
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概要
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多収で機能性が期待できるルチン含量がやや高いそば新品種「とよむすめ」を育成した.本品種は栃木県の在来品種「葛生在来」からの選抜育種によって育成した品種である.従来品種の「信濃1号」に比べ,草丈は約20cm高いが,倒伏にはやや強く,子実収量が4割多く,機能性を期待できる粉のルチン含量が4割高い.東北地方南部以南の本州の秋そばに適する.2003年に「とよむすめ」と命名し,「そば農林3号」として命名登録が公表され,品種登録の出願を行い,出願公表された.
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