<原著>老年看護学の授業による学生の高齢者イメージの変化 : 第1報老年看護学Iの授業評価
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概要
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老年看護学の教育効果を縦断的に評価し,今後の授業デザインの検討を行うことを目的として,高齢者イメージの視点から調査を行った。今回は1年次の老年看護学Iの授業内容および演習について高齢者イメージの変化を見た。その結果,学生の62%が祖父母との同居経験があり,また,54.7%が「会話がある」と答えており,老親介護意志は85.7%の学生が持っていた。学生の高齢者イメージは4.33で肯定的であり,同居の有無による影響は「大胆一繊細」の1項目のみで,その他の学生の背景はイメージに影響を与えていなかった。老年看護学Iの学習前後には,前で4.33,後で4.37と有意差は認められなかったものの肯定的に変化していた。23項目のうち,学習前後で有意差が見られた項目は8項目であった。授業内容の影響は,どの内容も80%を越えて良い影響を受けていた。これらの結果を踏まえ,2年次の演習において負の体験にならないような学習の意味付けが重要であり,今後の教育方法への示唆を得た。
- 2002-12-25
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