海上保安事件の研究(第63回)リベリア船籍のタンカー「ジュリアナ号(1万1,684総トン,乗組員47人)」は,原油2万1,742キロリットルを積載し,オーマンから昭和46年11月30日新潟港外に到着した。入港待ちのため錨泊中,次第に風波が強まり,北西の風が15~20メートルに達したため,転錨しようとして揚錨を開始した。しかし同船はすでに走錨を始めており,錨鎖の巻上げとともに船体が風浪によって更に圧流され,同日午後4時50分頃,新潟港西区西防波堤灯台の南西2,040メートル付近に乗り上げた。間もなく船体は船

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