1972年7月5日、前日からの雨量は午前6時には500mmを超え、集落の裏山で小規模な崩壊が発生した。流出した土砂の排除に従事していた消防団員1人が、午前6時45分ごろに発生した2回目の小崩壊(幅20m、高さ10m)に巻き込まれて生き埋めになった。消防団員や住民など多くの人が集まり、降りしきる雨の中で救助活動を始めた。