コミュニケーションが関係維持に及ぼす影響についての友人関係機能の仲介効果
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概要
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本研究は,普段からよく会う友人関係(High Interaction : HI友人関係)とめったに会えないが親密な友人関係(Low Interaction : LI友人関係)の2種類の友人関係を対象に以下に述べるような検討を実施した。それは,コミュニケーションの内容(古谷・坂田,2006) と友人関係満足度の関連における友人関係機能 (丹野・松井, 2006) の仲介効果の検討である。分析の結果, LI友人では課題的,情緒的コミュニケーションが関係性評価を仲介し,関係満足度に正の 影響を与えていた。HI友人では情緒的,コンサマトリー的コミュニケーションが関係性評価を仲介し,関係満足度に正の影響を与えていた。
- 比治山大学現代文化学部の論文
比治山大学現代文化学部 | 論文
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