海洋科学教育の認識に関するアンケート調査--アメリカと日本の海洋教育者を対象として
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概要
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日米における海洋や海洋科学教育に対する認識の違いを明らかにするため、全米海洋教育者会議に参加した海洋教育者、水産高校教員を対象にアンケート調査を実施した。両国の共通点としては、国民の海洋や海洋科学教育に関する関心は低く、初等中等教育における海洋科学教育が必要であると考えている。相違点として、アメリカは海洋のイメージとして環境問題が深刻化しており重要な課題として解決しなければならないとする反面、未だ開拓されていない未知の分野であり科学的にも興味深い要素を持っていると考えている。これに対して、日本は、海洋のイメージは科学教育の対象よりもむしろ生活を営むための場所である。また、環境問題はそれほど深刻ではなく、最も大切なのは食料生産の場として海洋から恵みを得ることである。さらに、魚食に関する項目では、海藻を食べる、肉より魚を好むが有意に高かった。以上のように、アメリカと日本とでは海洋や海洋科学教育に対する認識に大きな違いがあることが明らかとなった。
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