厚生労働省によれば,仕事に関して強い不安やストレスを感じている人は,実に労働者の6割を超えるという。うつ病などの精神障害で労災に認定される件数も増加傾向にある。 同省が2007年5月に発表した「脳・心臓疾患および精神障害等にかかる労災補償状況」を見ると,2006年度に精神障害などで労災保険の支給が決定したのは205件。この中には,自殺や自殺未遂が66件含まれる。