造る公共事業から壊す公共事業へ——。環境に配慮し,住民のニーズに基づいた新しい姿の公共事業を模索する試みが本格的に始まった。 県営荒瀬ダムの撤去工法や環境対策などを議論する「荒瀬ダム対策検討委員会」(委員長:下津昌司元熊本大学教授)の初会合が7月2日に開かれた。