親相談のみで不登校児を元気にする法(2) : 不登校児の早期改善と長期改善
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概要
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「親相談のみで不登校児を元気にする法」、「1節 親中心のカウンセリングに至った理由」を昨年(平成14年)本紀要21号に掲載して頂いた。今回は、「3節 不登校児の早期改善と長期改善」について私見を述べてみたい。昨年、不登校のみでなくひきこもり、ADHD、LD児、高機能広汎性発達障害、あるいはその脳の働きなど、子供のみではなく、成人をも含めた様々な研究や実践が成されそれぞれの呼称は違っているが、子供や成人が元気になっていく姿には共通のものがある。筆者は、現在「親相談のみで子供を元気にする法」を不登校のみではなく、ADHD児、LD児、反社会的行動児、発達障害児などへ、相談の輪を広げつつある。子供が元気になることと障害の改善との関連に強い関心がある。更には、情緒の成長と発達と脳の成長、発達並に働きについても大きな関心がある。この度、不登校児の理解のための拙文を発表させて頂く幸せを多謝しつつ論を進めたい。
- 2003-02-05