アサリ稚貝のアップウェリング飼育での適正密度と流量
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概要
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閉鎖循環アップウェリング方式の稚貝飼育は、他の方式に比べて高密度に稚貝を収容しながら良い成長が得られること、さらに基質としての砂を使用しないので管理がしやすいことなどから多くの二枚貝飼育に採用されている。しかし、連続的に飼育水を飼育容器に循環させなくてはならないため運転コストがやや大きい。従って、本方式では常に最高の成長をもたらすように、飼育条件つまり給餌量、稚貝の密度、流水量などを調整維持していくことが重要となる。著者らは、アサリ稚貝の陸上中間育成方法としての同方式の可能性を検討する中で、上記の飼育条件のうち稚貝の密度と流水量に関する最適条件を求めるための実験を行った。
著者
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- ハマの海づくり, 海をつくる会編, 成山堂書店, 2006年, A5版, 215頁, 2,200円