社会保障年金と個人貯蓄
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概要
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わが国は現在、人口の減少と高齢化の進行というかって経験したことのない社会状況に直面している。総人口に占める高齢者人口の割合はしだいに増大しており、高齢者比率の上昇はわれわれの経済社会にさまざまな問題を提起くることは明らかである。高齢世代に対する中年・若年世代の人口比率についてみれば、今後それほど長くない期間において大幅に低下することが確実と見られている。高齢者を支える現役世代の人口の減少は、現役世代に大きな負担を課することになるから、高齢化社会の福祉を維持するための財源が保証されなければならない。この人口の高齢化から深刻化すると予想される問題がさまざまな研究分野でとりあげられ、また実際の政策面においても検討を要する課題がしだいに明らかになりつつある。
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明治大学社会科学研究所 | 論文
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