失業給付の失業期間および失業率におよぼす効果
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概要
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政府部門は公共財・サービスを供給するが、その内容は純粋公共財のみならず、さまざまの種類の準公共財におよぶものである。これらの準公共財は大規模に供給されており、具体的には、医療、失業、年金などに関する社会保障システムにふくまれるものや、教育、住宅、上・下水道などの分野にみられる。政府は人びとが財・サービスを購入するにあたり、これを補助する形で準公共財を供給する。補助の形態は現金補助と現物補助とに分けることができる。医療、公営住宅、公的教育、食糧スタンプなどは前者の例であり、失業保険や老齢年金などは後者の例である。失業保険は社会保障制度の一主柱である社会保険の一形態であり、医療保険、年金保険とならんで貧困防止の政策手段として広く採用されてきた。
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