社会保障年金の労働供給に及ぼす効果
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概要
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社会保障制度は現物給付と現金給付をつうじて、人びとの最低生活を保障する機能を果たす。社会保障制度の主柱は、社会保険であり、医療保険、年金保険、失業保険などが所得保障の手段として用いられている。わが国の一般会計予算の社会保障関係費の中で、社会保険費は最大の割合を占めているが、そのうちの公的年金は生活保障の機能を果たすとともに世代間・世代内の所得再分配に影響を与えている。公的年金の経済的効果をマクロ経済的にみるならば、総需要の安定化要因として作用するものとしてみられている。ミクロ経済的には、個人の労働供給と貯蓄に及ぼす影響もまた重要であり、これらは従来から論議されてきた課題である。
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