手指の角度情報の無拘束計測に関する検討
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概要
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本研究では,舞踊の運動計測を行うため,磁気式モーションキャプチャシステムを使用している.手指の関節角度の計測にはデータグローブを用いているが,有線式であるため計測の対象となる運動が制限されてしまうという欠点がある.そこで,本稿では手指の関節角度を無拘束で計測するための角度データ伝送システムを作製し,モーションキャプチャ使用時の磁場環境内でデータ伝送を行い,伝送されたデータにどの程度誤りが生じるか調べた.その結果,ある部分でビット誤り率が最大で5.7×104生じることが分かった.また誤り検出・訂正能力を向上させるための検討も行った.
- 1999-11-19