「2000年の事件の後、問題を出し切り、会社が変わり始めたと感じていた。ところが、2004年に再び問題が起こってショックを受けた。会社が無くなってしまうのではないかと思った」 三菱自動車工業のアフターサービス本部国内サービス技術部でマネージャーを務める楠直登氏はこう振り返る。