義手の訓練方法のポイントと指導のコツ:筋電電動義手
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概要
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2008年から厚生労働省による「筋電電動義手の研究用支給」が開始され,3年間で70人が支給対象となった.そして,2013年5月16日付の「義肢等補装具費支給要綱等の改正」で,一定の条件を満たす片側上肢切断者への筋電電動義手(以下,筋電義手)の支給が拡大された.兵庫県立総合リハビリテーションセンターでは,1999年より成人片側前腕切断者に,2002年からは先天性欠損児らを対象に,従来の能動義手に加え筋電義手の訓練プログラムを構築した.そこで今回は,成人を対象に行っている筋電義手訓練プログラムについて,基礎的な訓練から社会復帰に向けた日常生活訓練までを,訓練方法のポイントと指導のコツについて紹介する.
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