麻酔と気道確保 (6)ビデオ喉頭鏡
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概要
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70年以上にわたり使用されてきたミラー型やマッキントッシュ型の直視型喉頭鏡の必要性が今後も続くことには疑いの余地はない.ただし,これらの器具における欠点も明らかであり,それを軽減/克服した器具は,臨床のさまざまな場面でその有用性が論じられている.本稿では,それらの器具の中でも最近特に機種や型が充実してきているビデオ喉頭鏡について,手術室や集中治療室,あるいは緊急気道確保が必要になる現場における器具の調達および実際の使用に際しての参考になるように,その有用性と問題点を整理して紹介した.
- 日本臨床麻酔学会の論文