類天疱瘡に認められる真皮・表皮境界部のOKIa抗原陽性細胞の検討
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概要
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螢光抗体直接法で真皮・表皮境界部にIgG,C3の沈着を認めた類天疱瘡患者7名について,酵素抗体法によりOKIa,OKT6,Leu1,Leu2a,Leu3a,Leu4a,Leu12,DRC1,S100蛋白,第Ⅷ因子関連抗原について検討した.その結果,いずれの症例においても水疱形成部周辺の紅斑性病巣部の真皮・表皮境界部に多数のOKIa陽性細胞が認められた.この所見は本症の水疱形成機序を考える上で興味深いと思われる.
- 公益社団法人 日本皮膚科学会の論文
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