創傷治癒過程における基底膜抗原―Epidermolysis Bullosa Acquisita(EBA)抗原,Bullous Pemphigoid(BP)抗原,fibronectinについての検討―
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概要
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モルモット皮膚で,EBA抗原の創傷治癒過程における発現をBP抗原,fibronectinと比較検討した.BP抗原,fibronectinは早期より遊走表皮基底膜部に認められたが,EBA抗原は遊走表皮ではほとんど認められず,上皮化完了後の表皮基底膜部に発現した.このことは,EBA抗原の機能を考える上で重要な所見と思われた.
- 公益社団法人 日本皮膚科学会の論文