抗RNP抗体の臨床的意義
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概要
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抗 RNP 抗体陽性患者25症例を検討した結果16症例(64%)が SLE の診断基準14項目中4項目以上を充足し, MCTD として完成した臨床像を示しだのは1例のみであった. また, SLE 患者の半数以上(55.2%)は抗 RNP 抗体陽性であった.しかし,抗 RNP 抗体単独高抗体価陽性症例ではレイノー現象,関節痛,およびステロイド剤内服に反応して改善する手指腫脹,皮膚硬化など共通する臨床像が認められた.
- 公益社団法人 日本皮膚科学会の論文