金庫・書庫の耐火試験(第2報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1) Fire Ratings of Safes and Insulated Containers in U. S. A.Underwriters' Laboratory in U. S. A., which has been engaging in fire tests for long, has established fire ratings of safes and insulated containers. They are given in Table 1. The fire test consists of three tests :(a) Fire resistance test ; a heating of a standardized fire, and allowable interior temperature during the test is 350°F.(b) Explosion test ; a sudden heating of 2,000°F(c) Impact test ; an impact from 30ft after being heated and reheating in the inverted position after the impact.2) Actual Result of Labeled Safes.Actual results of safes which have been in a fire are given in Tables 2 and 3. According to the Table 3, 88% of labeled safes retained usability of papers, but only 60% of uninspected safes did.3) Fire Tests of Safes in our Institute. We made fire tests of more than ten safes. Thermal insulating materials of these safes were mainly made of foam concrete, but No. 8 was of rockwool, and No. 15 and No. 16 of gypsum. No. 12 was reheated three days after the fire test, and next day a wet towel was put in it and heated again.Desirable factor of an insulating material of safe is that the material has not small thermal conductivity but large heat capacity. Foam concrete is suitable for the insulating material of safe because of its much water content.It was obvious that the insulating material of a safe varied in thickness ; door was very thin, but too thick in both walls.It is necessary to take out papers from safe as soon as possible after it is involved in fire.
- 日本火災学会の論文
著者
関連論文
- 3 市街地大火の模型実験(その1)(都市計画・防火・経済)
- 4041 軽量シャッターの防火性(都市計画・建築経済・防災)
- 29. 軽量シヤッターの防火性
- 防火に関する建築基準法関係規定の改正案と解説
- 研究成果の建築設計への導入 (建築学の諸領域 : 防火)
- 7015 室内火災温度の推定
- 3.コンクリート造建造物の火災温度(その3)〔前報の訂正と増補〕(第5部(都市計画,経済,防火関係))
- コンクリート造建物内の火災温度 その2 (32回,4部,p.105) (関東支部研究発表会報告集) (支部研究発表論文概梗)
- 4010 コンクリート造建物の室内火災温度(防災・都市計画・経済,昭和38年度(仙台)大会学術講演要旨集)
- コンクリート造建物の室内火災温度の推定 : その2・火災温度曲線とその応用
- 16.コンクリート造建物内の火災温度(その2)(第2部(材料・施工関係))
- 建築における資源問題に関連して (主集 建築における資源問題)
- 防災研究に対する雑感 (主集 防災)
- 「研究」の立場から (1・2建築技術の面から(技術の開発の面から要望される人材など),1.建築教育に何を期待するか?,主集 建築教育はいかにあるべきか?)
- コンクリート造建物の室内火災温度 : その 3 推定方式の実用化
- 防火問題 (超高層建築その後)
- 7015 建物内の煙の濃度上昇
- 54 中層量産アパートに関する研究 : 第1報・建研型量産アパートの研究:その1 基本計画(第2部(材料・施工関係))
- ビル火災の問題点 (特集 最近のビル火災)
- 安全設計のための総合判断資料作成について (安全設計のための総合判断資料の作成について (研究協議会テーマ)) (日本建築学会近畿大会)
- 27. 蒸気養生におけるコンクリートの強度発現(材料・施工関係)
- 防災 (展望・研究概況(昭和38年度))
- 超高層建物の防火について (高層建築の設計計画と防災) (第1回日本建築祭研究協議会)
- 4004 高温下二層壁の非線型熱伝導計算(防災・経済・都市計画,第1回 日本建築祭 研究発表会 学術講演要旨集)
- 8.薄肉コンクリート壁版の耐火性(第5部(都市計画,経済,防火関係))
- 4034 デッキプレート床の耐火試験(都市計画・経済・防災)
- 14.軽量鉄骨柱の耐火試験(都市計画・経済・防災)
- 耐火建築の火災の性質 : 東宝劇場火災に関連して
- 浜田 稔,池田正二,芳賀義明「ドリゾール製壁板・同ブロックの耐火性に関する研究」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 酒井 勉「各種軽量耐火床版の耐火性および経済性について」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 原田 有「加熱に伴う鉄筋コンクリートラーメンの変形と熱応力に関する実験的研究」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 海外における防火研究の動向(防火,海外における建築学の動向)
- 防煙(環境工学はいかにして設計計画に寄与するか (主集 44年度度北海道大会「研究協議会」課題))
- 7018 東京海上ビルの火災実験(東京消防庁火災予防対策委員会) : その2. 廊下を流れる煙の速さ(防災)
- 高層および地下建築物の排煙設備について (高層および地下建築物の防煙,排煙設備について) (主集 42年度名古屋大会「研究協議会」主題・提案)
- 10. 澁谷旧山一証券ビルの火災実験 : その4. 階段付近のガス分析
- 3 建物内の煙の濃度上昇(第5部(都市計画・防火・経済関係))
- 内装仕上げ材料の模型火災実験
- 5. 鉄筋コンクリート造の火災実験 : 主として一般概況
- 64. 新耐火構造の耐震耐火性能に関する研究 (其の5) : 組立鉄筋コンクリート造の耐火性に関する研究
- 6. 亜鉛鉄板張土塗真壁の防火性
- 148 亜鉛鉄板張土塗真壁の防火性(材料・施工)
- 129 準耐光構造の耐火試験(第1報) : 鉄骨中空柱及び壁について(材料・施工)
- 住宅及店舗の復興に關する實情調査 (第2部會 : 歴史,計畫,都市計畫) (昭和21年度建築學會大會特輯)
- 住宅及店舗の復興に関する実情調査
- 11. 薄肉コンクリート床版の耐火性
- 138. 梁材の耐火試験
- 69 柱材の耐火試験
- 19. 火害鋼筋コンクリート梁の実験
- 川越邦雄,三渡善男「大型壁体用耐火試験炉の性能について」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 十代田三郎,田村 恭,神山幸弘「屋根葺材料の防火性試験(第3報)」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 川越邦雄,高野孝次「亜鉛鉄板張土塗真壁の防火性」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 近藤重之助「放射化学実験室用表面仕上材料の研究」 (材料・施工) (北海道連合大会特集)
- 150 大型壁体用耐火試験炉の性能について(材料・施工)
- 37. 各種壁体の防火性能試験 (第5報) : 間仕切壁用軽量コンクリートブロック
- 15 各種壁体の防火性能試験 : 第3報-木造下地、波型板張り壁 : 第4報-木造下地、軽量モルタル塗壁
- 30. 各種壁体の防火性能試験 : 第2報 ガラスブロック
- 128 鉄筋コンクリート梁の耐火試験(第3報)(材料・施工)
- 102 梁材の耐火試験 (第2報)
- 13 石膏の防火性
- 54. 熱を受けたコンクリートの強度に関する実験
- 53. 鉄筋コンクリート梁の耐火試験 (第1報)
- 67 コンクリートブロツク造(組積式、型枠式)の実大火災実験
- 59 コンクリートブロツクの耐火試験について
- 104. L型T型及び米国型ブロック耐火実験
- 金庫・書庫の耐火試験(第2報)