3.脳血管障害 2) 再発予防と後遺症への対応
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概要
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脳卒中の再発予防は危険因子の管理と抗血栓療法が二本柱となる.脳卒中は再発傾向のきわめて高い疾患であり,リスクの層別化を行って患者の病態に最適の再発予防策を選択する.特に,新規経口抗凝固薬の登場は,近年増加の著しい心原性脳塞栓症に対する再発予防の選択枝の幅を広げつつある.一方,脳卒中後遺症を診療する機会は,無症候性脳病変や脳卒中後遺症の増加に伴って増えている.本稿では,脳卒中の再発予防と後遺症への対応について,最新の知見を含めて概説を試みる.
- 一般社団法人 日本内科学会の論文
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