Guillain-Barré症候群およびFisher症候群の再発に関する臨床分析
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概要
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13年間で入院加療したGuillain-Barré症候群(Guillain-Barré syndrome; GBS)53例,Fisher症候群(Fisher syndrome; FS)37例,両者重複3例の再発を検討した.再発症例はFSの4例(女性)再発率10.8%で,GBSの再発はみとめず,FSの再発が明らかに高頻度であった.4例中2例はFSの再発(再発率5.4%),2例はFSとGBSの重複型(再発率5.4%)であり,再発回数の合計は6回で,うち2回はFSで,4回はFSとGBSの重複型であった.GQ1b抗体は初発,再発時と全例出現し,転帰は再発をふくめ良好な経過であった.
著者
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高松 和弘
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科
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栗山 勝
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科
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竹島 慎一
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科
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音成 秀一郎
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科
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吉本 武史
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科
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下江 豊
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科
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姫野 隆洋
脳卒中センター大田記念病院脳神経内科