『創薬に向けた新たなNASH 動物モデルの開発』 肝代謝疾患である非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の創薬アプローチ
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概要
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肝疾患の原因として肝炎ウイルス,アルコール,自己免疫,原発性胆汁性肝硬変やその他の代謝異常などがあげられる.最近,生活習慣に由来する非アルコール性の肝疾患(NAFLD/NASH)の増加が注目されている.本邦においては,生活習慣の欧米化に伴い,脂肪肝が成人男性の3 割ともいわれ,内臓脂肪型肥満やメタボリックシンドロームの表現型としてNAFLD が増加している.NAFLD の中でも進行性線維化病態を示すNASH の頻度は1%と推定され,抜本的な治療薬のニーズが議論されている.そこで,我々はこのような疾患に対する創薬アプローチとして,ヒト疾患を反映した動物モデルを作製することを試みた.既存の動物モデルを改良する方法で創薬に適した新しい動物モデルを構築した.
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