各種直脱原料油の性状と脱硫反応性への影響調査
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概要
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重質油の直接脱硫装置は燃料重油の需要減少、輸入原油の重質化や非在来型原油処理などの多様化といった課題を抱えており、減圧残油(VR)を効率的な処理(ボトムレス化)を進めるとともに、劣悪重質油から高付加価値製品(燃料油やRFCC原料油)を生産することを要求されている。本研究ではVRを始めとする各種重質油の脱硫反応性を評価し、その結果、各成分の硫黄分布やアスファルテンの分子構造と脱硫反応性に一定の相関が見られた。また、原料重質油の諸物性から簡便に脱硫反応性を見積る手法についても検討したので報告する。
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公益社団法人 石油学会 | 論文
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