反応抽出を用いたベンゼンの部分酸化によるフェノールの合成
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概要
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クメン法に替わるフェノール合成法として、ベンゼンの部分酸化が注目されている。しかし、ベンゼンは酸化還元されにくく、フェノールは逐次酸化などの副反応を受けやすいことが問題となっている。本研究では、反応器・抽出器・触媒還元器の三つで構成されたシステムでこの反応を行った。反応器で生成したフェノールは抽出器に送られ触媒と分離され、酸化触媒は還元器に送られ再生される。このような反応分離を用いたシステムでフェノールの合成を試みた。
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公益社団法人 石油学会 | 論文
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