GC-ICP-MSによる灯油に含まれる硫黄化合物タイプの分析
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概要
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ガスクロマトグラフ-誘電結合プラズマ質量分析装置(GC-ICP-MS)により、市販灯油に含まれる硫黄化合物のタイプを分析した。全硫黄分が10ppm以下の灯油は、硫黄分の99%以上がベンゾチオフェン類由来またはジベンゾチオフェン類由来であった。しかし、ジベンゾチオフェン類由来の硫黄分をほとんど含有しない灯油から全硫黄分の1/4程度含有する灯油など、硫黄化合物タイプは灯油により異なることが判明した。
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公益社団法人 石油学会 | 論文
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