鉄-イットリウム系酸化物触媒におけるエチルベンゼンの酸化脱水素反応
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概要
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イットリウムやジルコニウムを助触媒添加した鉄系酸化物触媒をゾルゲル法(金属アルコキシド法)で調製し、エチルベンゼンの酸化脱水素活性(スチレンモノマー生成反応)を調べた。触媒反応は550℃で二酸化炭素あるいは空気の存在下で行った。結果的にイットリウムを3~5%程度添加した酸化鉄触媒については、活性劣化の程度も小さい傾向であり、スチレン選択率の95%以上であった。現在、助触媒添加量の最適条件を検討している。
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