HPLCによる溶剤中の低芳香族分の定量分析法の確立
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
環境対応型溶剤に含まれる微量の芳香族分を3~0%の範囲で定量したいが、現行のJPI-5S-49-97法は適用範囲外であるため、現行JPI法の適用下限を検討した。その結果、芳香族分濃度が2%までは小さいバラツキで定量できることを確認できたが、2%以下になるとバラツキが大きく精度の高い分析結果が得られなかった。そこで、2%以下の低濃度な芳香族分でも小さいバラツキで定量できる分析手法を検討した。その結果、カラムクロマト実測値とHPLCによる分析結果の相関を求め、得られた相関式を活用することにより、HPLCで芳香族分濃度が2%以下でも小さいバラツキで定量できる手法を確立した。
- 公益社団法人 石油学会の論文
公益社団法人 石油学会 | 論文
- 担持金属ルテニウム触媒によるレブリン酸メチルの液相水素化反応
- 各種バイオエタノールサンプル中の不純物分析
- 超臨界水ガス化におけるフェノールとベンゼンの分解経路
- ベータ型ゼオライトを触媒添加材として用いた重質油接触分解での多次元反応制御
- バイオディーゼル燃料生成における低価格植物油の脱酸処理の影響