バイオディーゼル燃料の高品質化を目的とした不飽和脂肪酸の部分湿式酸化
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概要
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植物性油脂を原料とするバイオディーゼル燃料の製造プロセスにおいてアシル基の不飽和結合炭素を選択的に酸化して炭素鎖を切断することによる炭素鎖の短いカルボン酸エステルを生成させることを目的として不飽和脂肪酸の部分酸化実験を行った。液相の高温高圧水中で反応させる湿式酸化条件下で反応を行うことで、オレイン酸を試料として行った実験では、反応生成物中に炭素数5~9のモノカルボン酸、ジカルボン酸、アルデヒド類が多く検出された。
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公益社団法人 石油学会 | 論文
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