部分重なり型[2.3](3,9)カルバゾロファンの合成と性質
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概要
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カルバゾロファンはポリ(N-ビニルカルバゾール)において光伝導性を示すことから、機能性材料として注目を浴びている。我々は今まで、様々なカルバゾロファン誘導体を合成し、その光物理的性質について検討してきた。本研究において、我々は二つのカルバゾール部位の相互作用がより大きくなることを期待して、架橋鎖を短くした部分重なり型[2.3](3,9)カルバゾロファンを合成した。表題の化合物の構造はNMRとMSスペクトルにより決定した。さらに、表題の化合物のUVや蛍光を測定し、対応する[3.3] (3,9)カルバゾロファンと比較する予定である。
- 基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)の論文
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会) | 論文
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