CO2吸蔵状態にあるアザカリックス[4]アレーンの結晶構造解析
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概要
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これまでに我々は,「軽い」ことを特徴とする有機結晶を基盤とした気体吸蔵材料の構築を目的として,芳香環のメタ位を窒素原子で架橋したアザカリックスアレーンに着目し,その合成,分子・結晶構造,および気体吸蔵特性について報告してきた.今回,新たに環状四量体を合成し,その気体吸蔵特性を評価したところ,低温条件下で二酸化炭素を選択的に吸蔵することが明らかとなった.また,二酸化炭素を吸蔵した状態にある環状四量体のX線結晶構造解析に成功したので,本講演にて報告する.
- 基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)の論文
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会) | 論文
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