茶カテキン・カフェイン錯体の立体化学構造と分子間相互作用
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概要
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茶の葉の主成分であるカテキンとカフェインは錯体を形成して存在していることが知られている。そこで、カテキン・カフェイン錯体の結晶を調整し、X線結晶構造解析により立体化学構造を解明してきた。非ガレートカテキン類の(+)-カテキンはカフェインと1:1錯体を形成するのに対して、ガレートカテキン類の (-)-カテキン-3-<I>O</I>-ガレートは1:2錯体をつくることが分かった。その際、ガレート基の有無により形成される分子間相互作用に大きな相違が観察された。
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基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会) | 論文
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