金(111)面上におけるアダマンタン分子三脚-フェロセン連結化合物の自己組織化単分子膜の作製と電気化学的特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アダマンタン骨格に3個のCH2SH基を結合した三脚形分子に、パラフェニレン基を介してエチニルフェロセンをSonogashiraカップリング反応により結合し、分子三脚-フェロセン連結分子を合成した。金(111)面上におけるS-Au三点吸着によりその単分子膜(SAM)を作製しSTMおよびスペクトルにより表面分析を行うとともに、SAMを作製した金基板を作用電極とするボルタンメトリーにより吸着状況および金―フェロセン間の電子移動速度を測定した。
- 基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)の論文
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会) | 論文
- 開口部サイズの精密制御:含セレン開口C60の合成と性質
- CO2吸蔵状態にあるアザカリックス[4]アレーンの結晶構造解析
- スピロ縮環トラキセン誘導体の合成と性質
- ミクロからマクロスコピックタイムスケールへの光による時間軸変換:アゾベンゼンを末端に有するビオロゲン誘導体とPillar[5]areneとのホスト-ゲスト錯体形成
- 新しいドナー分子, テトラチアフルバレノキノン(チオキノン)-1,3-ジチオール(ジセレノール)メチドのFeX4(X=Cl, Br)塩の結晶構造および電気伝導・磁気性質