風圧実験に用いられる通気性材料が実験結果に与える影響について
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概要
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ルーバーやパンチングメタルなどの通気性のある建築材料は,建築物の外装材として用いられる場合がある。しかし,通気性材料や通気性材料に覆われている外壁に作用するピーク風力係数については不明な点が多い。そこで,我々は壁面が通気性材料によって覆われている高層建築物を対象とした風洞実験を行った。ただし,模型の縮尺率は1/300であるため,通気性材料は角穴並列型の金属プレートによって再現している。この結果,我々は金属プレートの開口率と角穴の寸法および通気性材料と壁面の距離などが風圧実験の結果に与える影響について概ね把握することができた。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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