ガストフロントの突風構造
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The detailed structure of a gustfront was revealed with Doppler radar, Doppler sodar, weather station and video cameras at Yokosuka observation site, Japan. The gustfront was accompanied with a downburst from bow echo of developing thunderstorm. Two gusts occurred at the passage of gustfront. First gust was observed about 2 km behind the gustfront. Second gust occurred about 5 km behind of the first gust and maximum wind speed of the second gust was larger than that of the first gust. The vertical circulation of the gustfront had about 5 km in horizontal scale and 500 m in vertical and made "arc cloud" , which had 200m of cloud base and 500m of cloud top in height. Strong wind cores (> 25 m/s) existed between 30 m and 500 m in height at the front of the circulation. Two gust winds, which were observed at the surface, were well corresponded with the strong wind core near the surface and updraft region of the circulations. Vertical distribution of the wind speed changed remarkably for 5 minutes in the vertical circulations.
- 一般社団法人 日本風工学会の論文
- 2007-01-31
著者
-
前田 直樹
関東学院大
-
小林 文明
防衛大学校地球海洋学科
-
菅原 広史
防衛大学校
-
菅原 広史
防大地球科学レーダー観測グループ
-
前田 直樹
関東学院大学社会環境システム学科
-
小林 文明
防大地球
-
小林 文明
防衛大学校
-
小林 文明
防衛大
-
鈴木 菊男
防衛大学校地球海洋学科
-
中藤 誠二
関東学院大学社会環境システム学科
-
小林 文明
防衛大地球
-
中藤 誠二
関東学院大学工学部社会環境システム学科
-
中藤 誠二
関東学院大学
関連論文
- 八甲田山系におけるフェーンによる強風発生の可能性について : 2000年4月23日の事例
- B204 2007年5月31日東京湾で発生した竜巻のライフサイクル(降水システムI)
- 2007年5月31日に千葉県富津沖で発生した竜巻の風速分布
- 積乱雲にともなう突風--竜巻・ダウンバースト・ガストフロント (特集 突風の正体とその解明)
- 竜巻とダウンバースト : わが国における実態とその観測(総合講演,第6回天気予報研究会の報告,研究会報告)
- 2009年台風18号の気象学的特徴 (特集 2009年台風18号(Melor)による被害)
- B206 2008年12月5日寒冷前線通過時に横浜で発生した竜巻(降水システムII)
- P305 庄内平野における降雪雲に伴うガストの特徴 : 環境場の特徴
- B152 竜巻・ダウンバーストの微細構造(§1 最近の観測-小規模じょう乱から気候変動まで-(続き),可搬型気象レーダーの現状と将来展望-小規模じょう乱から気候変動の観測まで-,専門分科会)
- 2002年10月7日横須賀で発生した竜巻 : 10月6日から7日にかけて各地で発生した突風災害に関連して
- 「冬季日本海メソ対流系観測-2001(WMO-01)」の速報
- 寒気移流と冬季雷活動に関する一考察(2)
- 干渉計による正極性落雷の三次元観測
- 雲内放電活動のUHF波帯干渉計による三次元像とレーダー観測結果の比較
- 冬季雷雲の構造と雲内放電路
- B156 平成20年8月5日豊島区付近の大雨 : X-NETによる観測(降水システムI)
- A404 冬季日本海上で発生したマイソサイクロンの形成過程および発達・維持機構(降水システムIII,一般口頭発表)
- C101 2009年10月8日に茨城県で突風災害を起こしたレインバンドに関するデータ同化・予測実験 : 6台のX-bandレーダデータのインパクト(気象予報,一般口頭発表)
- P432 庄内平野における降雪雲に伴うガストの事例解析(ポスターセッション)
- A403 庄内平野における降雪雲に伴うガスト発生時の気象要素の変化(降水システムIII,一般口頭発表)
- 平成19年度日本風工学会年次研究発表会・総会報告
- 第19回風工学シンポジウム報告
- 平成17年度日本風工学会 年次研究発表会の概要
- 練馬豪雨と東京都心周辺における積乱雲の発生特性(第22回「メソ気象研究会」の報告 : メソ対流系と豪雨)
- 教育問題研究会報告
- 気象レーダを用いた冬季雷雲の判定アルゴリズム
- ドップラーレーダーを用いた冬季雷雲の短時間予測法
- '99夏季雷総合観測結果速報
- '99夏季雷総合観測プロジェクト概要
- '97前橋夏季雷雲観測その2 : 8月29日の事例解析
- 大電流雷撃時(スーパーボルト)の冬季雷雲の構造
- B158 局地気象擾乱のリアルタイム監視レーダネットワーク(X-NET)(§2 新たな動き-開発・運用・データ処理技術-,可搬型気象レーダーの現状と将来展望-小規模じょう乱から気候変動の観測まで-,専門分科会)
- P384 冬季雷雲における発雷と下降流の関係について
- 冬季雷雲における下降流と発雷の関係に関する解析
- 航空機により誘発された雷(1997年1月6日の事例)
- 夏季関東平野において発生する大規模雷雲の発達と落雷
- '97前橋夏季雷雲観測その1 : 1997年8月の気象状態と落雷状況
- ドップラーソーダによって観測された小規模大気擾乱の構造
- 夏季における三浦半島周辺の海風の鉛直構造 : ドップラーソーダを用いた観測
- ドップラーソーダによって観測された強風の構造
- 第29回メソ気象研究会報告 : 竜巻-その実態の理解はどこまで進んだのか-
- 降雪雲に伴う突風の統計的特徴 : 北陸沿岸における観測
- 気象研究所主催「竜巻シンポジウム」報告
- C254 2007年5月31日富津市沖で発生した竜巻のドップラーレーダ観測(降水システムIII)
- P440 夏季晴天時に東京都心周辺で形成される熱的低気圧
- ガストフロントの突風構造
- 雷雲(サンダーストーム)の微細構造に関する観測的研究
- 秋田周辺の大気境界層のドップラーソーダ観測とエアロゾル数濃度
- 秋田周辺の大気境界層のドップラーソーダ観測(その1)
- P409 庄内平野における降雪雲パターンと地上ガストの関係
- 庄内平野における降雪雲に伴う地上ガストの統計的特徴
- B163 庄内平野における降雪雲に伴う風の特徴(降水システムI)
- 2006年11月7日北海道佐呂間町で発生した竜巻(2) : 竜巻をもたらした積乱雲の落雷特性
- 2007年11月7日北海道佐呂間町で発生した竜巻(1) : 気象状況と被害特性
- 夏季晴天時に東京都心で発生する積乱雲(1)
- C214 2004年夏季晴天時南関東におけるファーストエコーの出現特性(降水システムII)
- P243 最近10年間のわが国における竜巻の統計的特徴
- P145 ドップラーレーダ観測による寒冷前線上の渦構造 : 2006年4月20日藤沢竜巻の事例
- 2006年4月20日に発生した藤沢竜巻の被害特性
- P140 2006年4月20日藤沢市に突風被害をもたらした積乱雲のドップラーレーダ観測
- 2005年12月25日から26日にかけて北日本で発生した突風災害
- 佐呂間竜巻の被害特性 : 空撮からわかること
- 北海道佐呂間町における竜巻による建物被害
- 気象擾乱研究会の報告
- 海風前線まわりの乱流構造
- '99夏季雷総合観測結果速報
- '99夏季雷総合観測プロジェクト概要
- 大電流雷撃(スーパーボルト)をもたらした冬季雷雲の事例解析
- レーダーエコーから見た冬季雷雲の発達と落雷特性
- '99夏季雷総合観測結果速報
- '99夏季雷総合観測プロジェクト概要
- 3.「延岡竜巻」と「佐呂間竜巻」 : 竜巻の多発と多様性(第29回メソ気象研究会報告 竜巻-その実態の理解はどこまで進んだのか-,研究会報告)
- 最近10年間のわが国における竜巻の統計的特徴
- 2004年の気象災害
- C209 八甲田山系猿倉岳樹木被害の気象学的検証 : 2000年4月23日の事例について(大気境界層II)
- 1997年1月31日ネパールサルシン地震(M5.6)の余震分布と発震機構
- 余震の発震機構を用いた応力場と断層の大きさの推定の一手法
- 自然電位の異常変化と地震・火山噴火発生の時間的関係
- 自然電位(電磁気現象)を用いた地震・火山噴火探知法の評価
- 21376 微動と地震動から推定する地盤震動特性について : その3. 微動と地震動の相関性について(表層地盤同定(2),材料施工)
- 21375 微動と地震動から推定する地盤震動特性について : その2. 地震観測(表層地盤同定(2),材料施工)
- 21374 微動と地震動から推定する地盤震動特性について : その1. 常時微動観測結果(表層地盤同定(1),材料施工)
- 木島平で観測した地震に伴った自然電位のショック波について
- 木島平地震観測所における地震や火山噴火に関連した自然電位の異常
- 初期破壊のみえる中規模の地震
- 自然電位にみられた地震の前兆現象
- 顕著な地震活動と地殻変動に伴う地電位異常
- 21128 川崎市を対象としたサイスミックマイクロゾーニングに関する研究 : その2.微動アレイ観測に基づく地盤震動特性(地盤振動(6),構造II)
- 21055 藤沢市を対象としてサイスミックマイクロゾーニングに関する研究 : その2. 微動アレイ観測に基づく地盤震動特性(地盤震動 (4), 構造II)
- 島根県木部谷間欠泉における振動について
- Observation of strong ground motion at Manila Observatory, Ateneo de Manila University (Special Issue: Workshop on Seismic Microzonation in Earthquake Vulnerable Countries Reports from Metro Manila, Granada, Caracas and Kobe)
- 伊豆大島・手石海丘噴火に先行した長野県木島平における自然電位の異常
- 糸魚川沸とう泉の自然電位
- マニラ首都圏のサイスミック マイクロゾーネーションに関する研究 : 地盤の常時微動観測
- 糸魚川沸とう泉の自然電位
- 顕著な地震と火山活動に伴う自然電位の異常変化--過去の資料の再検討と新しい事象の追加
- 2007年能登半島地震と2007年新潟県中越沖地震に伴った自然電位の異常
- 2004年新潟県中越地震に伴う自然電位の異常変化の観測
- 都市・建築ストック再生の基礎としての地震防災基礎研究--地盤資料のデータベース化と観測データの蓄積(その1)現在までの研究経過
- 関東学院大学金沢八景キャンパスにおける気象観測--1995年から2004年までの気温,湿度,気圧,雨量のデータについて