風力発電タワーの風荷重に関する実測
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概要
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本報は,3枚翼プロペラ型風力発電設備(ハブ高さ50m,定格出力600kW)のプレストレスコンクリートタワーの転倒モーメントの特性について述べている。フィールド測定に基づく転倒モーメントは歪データを使用して調査した。風方向の平均転倒モーメントは,風車の制御に伴うスラスト力の影響を受けることが明らかになった。そして,変動転倒モーメントは,風速5m/sから10m/sまでの範囲で増大した。これは風車タワーの1次固有振動数とブレードの通過に伴う振動数,すなわち3P振動数が一致したためである。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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