小形水平軸風車の出力特性の計測方法に関する検討
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概要
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本論文では,実測,ゲッチンゲン型風洞装置およびエッフェル型風洞装置の3つの計測手法を用いて,直径50cmの水平軸風車(以下、マイクロ風車)の出力特性を比較検討した.マイクロ風車がゲッチンゲン型風洞装置に設置された場合、大気圧に比べて風車の風下側近傍の静圧は下がる.風車の風下側近傍の静圧は下がることにより,翼端部から発生する剥離流が変化し,翼の揚力が増加する.ゲッチンゲン型風洞装置で計測したマイクロ風車の出力係数は他の計測手法に比べ,約1.3倍になる.実測とエッフェル型風洞装置で計測した出力係数は約0.19になる.
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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