海浜漂着人工素材ゴミの調査方法(2)漂着ゴミの埋没と再露出および流出
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概要
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鳥取には東南アジアからの浮遊ゴミも漂着するため、海浜調査から北西太平洋の浮遊ゴミの動向をモニターするための適地である。しかし海浜ゴミから海洋浮遊ゴミを推定するためには、浮遊ゴミが海浜ゴミに至る経路を明らかにする必要がある。漂着は波の遡上で起こり、帯状で存在するが、軽い漂着物は風で拡散される。また微細物は飛砂で埋もれる。時には高波による漂砂によっても埋もれ、時には高波によって埋没ゴミが洗い出される。従って、海洋ゴミの動向をモニターするための海浜ゴミ調査では、これらの影響を小さくする調査法を適用することが必要である。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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