プラスチック製品に含まれる親水性化合物の溶出特性について-pH依存性試験とイオン強度の影響-
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概要
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プラスチック製品に含まれる親水性化合物の溶出特性について,昨年の含有量試験および連続バッチ溶出試験に引き続き,pH依存性試験を用いて検討した。非イオン性物質である1,4-ジオキサンの溶出は,pHによる影響を受けなかったが,弱酸性物質であるビスフェノールA(BPA)は,アルカリ性において溶出量の増加が認められた。また,イオン強度が溶出量に与える影響を調べたところ,いずれの物質においても,イオン強度が小さい時には溶出量の増加が認められたのに対し,大きくなった場合には,溶出量の減少が認められた。
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一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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