医療機関従事者に対する医療廃棄物処理に関するアンケート調査
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概要
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医療廃棄物等の適正廃棄の推進に資することを目的として、医療機関における感染性廃棄物の分別、医薬品等の廃棄、また個人情報が記載された廃棄物の処理といった状況につき、廃棄物担当者への聞き取りおよび従事者へのアンケートを中心とした調査を行った。感染性廃棄物として処理されているものとして、血液の付着したおむつや、尿コップ、針・鋭利なものが、他の感染性廃棄物と比較して非感染性廃棄物として廃棄されているとの回答が多くみられた。また、点滴ボトル・アンプルの残薬については、ガイドラインの有無に関わらず、下水に廃棄しているとの回答が多くみられた。個人情報の記載された廃棄物の処理については、64.9%の者が院内にて個人情報を消したり、外部から見えないように処理してから廃棄していることが分かった。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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