酸素富化水・キレート剤等複合システムによる埋立地廃止促進技術の実用化研究(その2)
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概要
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最終処分場は平成10年の基準省令改正により廃止基準が定められ、この基準を満たせば廃止できるようになった。しかし、最終処分場は埋め立てが終了してから廃止できるまでに長期間かかる場合が多い。このため、埋立廃棄物を早期に安定化させ、速やかに廃止させる技術の確立が求められている そこで筆者らは、酸素富化水ならびにキレート剤(重金属不溶化剤)の水溶液等を散水することで現位置にて、その原因物質である有機物と重金属に対して、有機物の分解促進と重金属の不溶化を図る技術の実用化研究を実施している。今回はこの中で、重金属の不要化に関して顕著な成果が得られたので、その概要を報告する。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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