最終処分場においてアスベスト含有廃棄物を確認するための掘削方法について
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概要
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最終処分場におけるアスベストが埋め立てられている区画で、廃アスベストの埋立位置を確認するために、飛散防止措置を施したサウンディングならびにボーリング掘削を試行した。小口径のサウンディング(簡易穿孔)とボーリング掘削で、廃アスベストの埋立位置と深さがほぼ一致した。掘削中において、近傍大気におけるアスベスト繊維数はバックグラウンドの範囲内にあった。以上より、今回用いた一連の手法が最終処分場現場における廃アスベストの埋立位置の確認手法として有用であることが示された。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
一般社団法人 廃棄物資源循環学会 | 論文
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